猫が水を飲んでくれないから
なんだか心配。。
こういった悩みに答えます。
猫はもともと水を飲む量が少ない生き物です。
砂漠に生息していたため、少ない水でも生きていけるよう身体が適応しています。
『具体的にどのくらいの量を摂取していればいいのか?』 というと、1日あたりの目安量は体重1kgに対して20〜45mlほどで大丈夫です。
しかし、猫は水を飲むのがあまり上手ではありません。
飲もうと思っても実際に飲めてる量はわずかほどしかないので、飲みやすいように工夫したり、ウエットフードのような食べ物で水分を摂らせてあげる必要があります。
必要な水分をとって、いつまでも元気でいてもらいたいですよね。
この記事を読むとわかることは以下の通り
- 飲みやすい給水機
- 水分量が多いおやつ
- 脱水状態になりやすい症状
それぞれ解説していきます!
目次
脱水症状にならないための対処法【2選】
飲みやすい給水機を用意する
猫はもともと砂漠で生きていたため、水分を摂るのが得意ではありません。
いっぱい飲んでいるようにみえて、あまり摂取できていないことが多いです。
水を飲みやすくするには、給水機を使うと上手に飲めるようになります。
給水機のメリット
・姿勢を起こしたまま飲める
・常に水が流れてるため、口に運びやすい
・傾斜がついてるから首の負担が少なく濡れにくい(※商品による)
ちなみにコードレスなので、場所を選ばすどこでも置くことができますよ♪
水分量が多いおやつを与える
猫のおやつといえばチュールが有名ですが、おやつだけの役割ではなく、水分量が多く入ってるので食べやすくかつ水分も摂れる。という優れモノです。
ふだん主食にドライフードを与えてる方は、おやつに水分量の多いものをあげると不足した水分をカバーすることができますよ♪
『でも塩分が気になる』 方もいるかと思います。
塩分をとりすぎると、腎臓に負荷がかかり利尿が多くなって脱水症状の原因にもなりかねないので。
チュールの塩分濃度は0.4~0.6%ともともと少ない値ですが、与え方次第では塩分過多になることもあります。
『他に塩分濃度が低いおやつはないかな?』 と思って調べてみると、モグリッチの塩分濃度が0.08%と低いことがわかりました。
飼い猫が腎臓疾患を抱えていて、少しでも少ない塩分量の食べ物を与えて身体の負担を減らしてあげたい。 と思ってる方にオススメです。
脱水状態になりやすい症状
脱水状態になりやすい症状
・下痢
・嘔吐
・糖尿病
・腎臓病
・熱中症
下痢・嘔吐
下痢や嘔吐をしてしまうと、体内にあった水分も一緒に吐き出してしまいます。
水分の他にも電解質がなくなってしまうため、経口補水液などで電解質を補う必要があります。
糖尿病
脱水症状の原因
- 血糖値の上昇で細胞内が脱水
- 血糖値上昇で利尿が多くなる
糖尿病にかかりやすい生き物なので注意が必要です。
腎臓病
急性腎不全という腎臓病の一つで、かかってしまうと水を飲む量が減って尿がでなくなったりなど脱水症状の原因になったりします。
熱中症
人間と違ってほとんど汗をかきません。
汗をかかないと熱を逃せないので、暑い夏は必ずクーラーをつけてあげるようにしましょう。
以上、参考になれば幸いです。
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