猫を里親として
引き取りたい。
条件が厳しいって
声もあるけど、
実際はどうなの?
こういった疑問に答えます。
他にも以下のような疑問はないでしょうか?
- どこで保護猫を探せばいいんだろう?
- 保護団体と個人取引、どっちがいいんだろう?
- 私1人暮らしだけど引き取れるのかな?
- 譲渡費っていくらかかるんだろう?
など、前もってたくさん知りたいことありますよね。
結論からいうと、ボランティア団体から猫を引き取る条件は厳しく、近況報告が必要です。
本記事では上記の悩みをスッキリ解決する内容を解説していきます。
この記事でわかること
・里親での禁止事項
・里親になるまでの手順
・保護団体から猫を引き取る里親の条件
・個人取引の注意点
・猫にかかる毎月の維持費
では保護猫を飼うためのステップをひとつずつ、しっかり確認していきましょう。
目次
【前置き】里親では生体売買が禁止されている
生体売買禁止事項については »こちら
他にも里親で取引するとき、身分証の提示や譲渡後の飼育環境のチェックするところもあります。
里親になるまでの手順
里親になるまでの手順
⑴ネットで探す。
(ジモティー、里親募集型猫カフェ、動物病院など)
⑵実際に会って判断。
⑶トライアル期間でホントに猫が飼えるのかお試し。
⑷問題がなければ受け入れる。
ジモティー
Webサイトで『里親』 と検索すればすぐに表示されます。
国内で里親を募集している掲示板があり、都道府県から市町村までカンタンに調べることができます。
個人間でのやりとりが多いため、トラブルに注意が必要です。
里親募集型猫カフェ
保護猫カフェとして利用ができて、気に入った猫がいたら引き取ることもできます。
お店によって里親になれる条件が違うので、ホームページで詳しくチェックしてください。
詳細が書かれていないお店は、連絡するかお店に行って話を聞いてみましょう。
動物病院
『anifare』のサイトを例にすると、獣医師賛同の里親募集サイトと書かれています。
譲渡する前に、サポート動物病院にて獣医師による健康チェックを受けるので安心です。
こちらのサイトも都道府県ごとに探せるので、近場の猫をチェックできます。
anifare譲渡費用
・78,000円(非課税)+フードセット+移送費
ボランティア団体は里親の条件が厳しい
ボランティア団体が厳しいのは、国から助成金を貰うための条件があるため。
正確にはボランティア団体が厳しいのではなく、国が助成金をだす条件が厳しいからです。
愛護団体の条件(モヒカン王国)
・ペットが飼える家である。
・高齢者のみの世帯ではないか。
・十分な収入があるか。
(未成年、同性カップルは対応できない場合がある)
・近況報告で猫の写真を定期的に送ること。
・先住犬猫が、不妊手術、混合ワクチン(犬は狂犬病も)接種済みであること。野良猫や保護猫から迎えた場合は、 FIV・FeLV 検査の結果も知らせる。
あくまで一例ですが、わりと厳しい条件です。。
『未成年、高齢者のみ世帯、ペット不可住宅』は愛護団体からの引き取りはできないと思ってください。
ボランティアからの譲渡ではお金がかかる
愛護団体『もひかん王国』を例に説明すると、譲渡金2万円(医療費含む)、交通費負担などタダで引き取ることができません。
あらかじめ初期費用がかかることを認識しておく必要があります。
今回紹介した『ジモティー、里親募集型猫カフェ、動物病院』には譲渡費用がかかります。(ジモティーの個人取引は費用はかからない。)
無償で引き取りたいなら個人と取引する
一般家庭の人は、やむ終えない理由で猫を手放すことがほとんどです。
引き取ってくれる人がいれば喜んで譲渡したいはずなので、相手の条件に合うかどうかをきちんと確認して取引しましょう。
個人取引はトラブルが起こりやすい。
ペットを引き取ったあと、『事前に聞いてた情報と違う。』など返却を求めるトラブルがあったりもします。
ペットを早く手放したい飼い主が多いので、譲渡後は連絡が取れない可能性があることを認識しておきましょう。
ペットを手放したいがためにウソをつく人もいるので、個人取引のときは慎重な判断が必要になります。
最低限、注意事項と情報共有は忘れないようにしましょう。
手間とトラブルを避けたいならペットショップを選ぶ
取引までの手間、譲渡後のトラブルを防ぎたいのであればペットショップがオススメ。
個人取引だと手間とトラブルが両方あるからです。
たとえば症状や病状を情報を隠して、引き渡すなどの行為があります。
手間やトラブルを防ぐには、ペットショップで購入しておくと、いざ問題が起きたときお店が対応してくれるので安心です。
保護されて救われる命もある
2019年4月~2020年3月の1年間で、27,108匹殺処分されています。
子猫のほうが、成猫より殺処分数が2倍。
近年、殺処分数は少なくなってきていますが、年間でみると恐ろしい数です。
保護することで救われる命があることを頭の片隅に入れておくといいですね。
猫の維持費は毎月いくらかかる?
約800人のアンケートによると、毎月5,000円以内が1番多い回答でした。
2番目に多い回答が3,000円以内なので、猫を飼うのに毎月3,000円〜5,000円かかると思ってください。
以上、参考になれば幸いです。